会長所信

令和6年度 基本方針

「 Friendl yeg 」
~ 小牧はひとつ! ~

令和5年度会長 古川秀晴


小牧商工会議所青年部
令和6年度 会長
酒井 宏一郎

会長所信

 令和6年度の小牧商工会議所青年部は、近年の部員拡大活動も功を奏して、総勢80名以上の組織となりました。令和3年度に満50歳までの卒業年齢を引き延ばしたこともあり、今や大所帯となりつつあります。世間では事業活動も今まで以上に出来るようになりました。こうした状況下で、各部員が以前より青年部活動や市民まつりなどの参加率が向上した、などとも感じます。

しかし、課題点も多々あるとも感じます。部員全員が事業活動に参加してほしい。各委員会同士の連携をもっと太くしていきたい。部員一人ひとりの持ち味を生かした小牧YEGのさらなる資質の向上が必要。など感じる部員も少なくないのではないでしょうか。かく言う私自身がそうなってほしいと願っています。

 仲間とは=フレンドです。YEGは単なる友達の集まりではありません。しかし「フレンドリー」な関係でなければ、お互いの成長は望めないと考えます。そこで、令和6年度の小牧YEGのスローガンを「Friendl yeg」フレンドとYEGを組みあわせたオリジナルの造語としました。また、フレンドリーイージーと読み「easy」つまり「気軽に、楽しく」活動をするという意味を持たせました。

 小牧YEGがより成長していくために、フレンドからスタートする事で、誰もが関わりやすく、もっと気軽に参加しやすい組織になると共に、経験の浅い部員の方にもより小牧YEGを知ってもらい、小牧YEGの一員となって活動し一緒に成長するために一年間活動していきます。部員同士がよりフレンドリーになり、お互いの信頼関係が構築できるような交流事業、また、小牧市とフレンドリーになれるような地域全体が活性化してくような事業、小牧市民と直接繋がる事ができる、市民まつり協賛事業、YEG活動自体が自社の発展につながるような研修の事業の実施など、より強固で円滑な組織の構築、運営を行います。

 また、愛知県商工会議所青年部連合会、東海ブロック商工会議所青年部連合会、日本商工会議所青年部での事業や活動にも積極的に参加をしていき、仲間の輪を広げ交流を深めることで、他単会の活動や事業等を知ることができ、ビジネスマッチングや新たな事業が始まる可能性もあります。また、令和6年度には尾張七市合同事業が小牧で開催されます。これまでの単会外での経験を活かし、今度は小牧YEGがフレンドリーかつ、おもてなしの精神で迎え入れ、その体験を小牧YEGの成長につなげます。

 そうした事業を通じて顔を合わせ、同じ時間を共有、共感することで、お互いに理解をし始め、部員間同士の信頼関係に繋げます。その信頼関係が強くなればなるほど、小牧YEGという組織が強固になります。小牧YEGが強固になれば、地域のため商工業の発展のため大きく寄与できる組織になります。そうした貢献をする為には、何より自社の事業が発展し、何より安泰でなければなりません。そして、ここでの活動で築いた仲間同士でお互いに、仕事でもつながれる。そうしたYEGの中での循環システムを、より強く大きくしていきたい。そう願っています。

 小牧はひとつ!という仲間意識で、小牧YEGが、さらなる躍進ができる一年にしていきます。